2010年02月14日

Intel D510MO で AHCI (XP)

D945GCLF2上のUbuntuでNICを正しく動作させる件が途中ですが、ちょっと別のお話。
先日D510MOに交換したWindows(XP)機のHDDをAHCIで動くようにしたので、そのメモです。

本来であればWindowsのインストール時か、または修復インストールにてAHCIドライバを組み込む必要がありますが、せっかく作った環境を潰したくないので強制的にAHCIを適用していきます。

BIOSにてHDDの動作モードをAHCIにして起動するとブルーバックで落ちてしまいます。これはシステムにAHCIのドライバが適用されていないためです。
しかし通常起動してドライバを適用しようとしても、BIOSでAHCIが有効になっていないとハードウエアとして認識されませんので、OSに弾かれてしまいます。

そこでイレギュラーな手順で強制的に適用していきます。

  1. AHCIドライバをダウンロードしてくる

    D510MOの付属CDには何故かXP用のAHCHドライバが入っていません。仕方ないのでIntelのサイトからダウンロードしてきます。
    ドライバはICH7R/DH用を準備します。

  2. 手動でドライバを適用

    適当なフォルダにAHCIドライバを準備したら、デバイスマネージャからSerial ATA Strage Controllerを選択し、ドライバの更新を行ないます。
    詳細インストール → 検索しない → ディスク使用、と辿り、先ほど準備したフォルダから iaAHCI.inf を選択します。
    いくつか候補が出てきますが、ICH7R/DH を選択し、適用します。

  3. BIOS設定と再起動

    再起動し、BIOSでAHCIモードに切替えます。
    その後通常起動すれば、AHCIモードで稼働します。初回は新しいハードウエアの検出が行なわれ、再起動を促されますので、ここは素直に再起動しておきましょう。

割と簡単に IDE → AHCI の切り替えが出来ました。
パフォーマンスに顕著な違いが出るわけではありませんが、この機体の仕事はHDDアクセスが命ですので気休めでもあります。

現在も問題なく稼働しています。レジストリを弄るわけでもありませんし手間も時間もかかりません。
保証はしませんが、修復インストールよりトラブルは少ないんじゃないでしょうかね。



abm55608 at 14:00│Comments(0)TrackBack(0) Windows | PCハード

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