2022年03月27日
RAID1領域とファイルシステムの拡張
自宅LinuxサーバはRAID1で運用しており1年ごとに片肺交換を行なっている。HDD単体でみると2年使用して交換していることになる。
これまで4Tのドライブを使用していたが前回交換の際に6Tとした。今回もう片肺も6Tとし晴れて6T使用できる状況となったため認識容量の拡張を行なった。
因みに前回4TのRAID1に6Tのパーティションを追加しても容量は4Tのまま。片肺が4Tなのだから当然で新HDDの2Tは遊んでいることになる。今回もう片方も6Tのパーティションとなり全領域が使用できる状態ではあるが、RAIDサイズもファイルシステムも勝手には拡張してくれない。ちゃんと指示してあげる必要がある。
なお全ての操作はオンライン(マウントしたまま)の状態で操作可能。備忘録のため詳細は省くが操作自体は簡単で一瞬で完了する。
先ずはRAID1の拡張。パーティションの最大までとする。
mdadm --grow /dev/md1 -z max --assume-clean
オプションの「--assume-clean」は拡張部分のRAID再構築を省略するもの。理論的に再構築は不要。
次にファイルシステムをRAID1領域の最大まで拡張
resize2fs -p /dev/md1
オプションの「-p」は進行状況を見るプログレスバーを表示させるものだが、表示するまでもなく一瞬で終わった。
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