2009年02月07日
WindowsでRAMディスク(ERAM)
Windowsのファイアウォールソフトは、基本的に「Tiny Personal FireWall」を使っていますが、モバイル用途のEeePC2台には「Norton Internet Security 2009」を入れています。
このEeePCのうち901のNortonでLiveUpdateがうまくいかなくなってしまいました。
この901はSSD容量の関係で、ProgramFilesフォルダにパーティションをマウントしたりしているせいか、時々変な挙動をします。
他にも謎な挙動があったこともあり、今回は仕方ないのでOSから再インストールすることにしました。
で、SSDへのインストールとなるため、精神衛生上RAMディスクにテンポラリを持つようにしています。
このRAMディスクを作ってくれるソフトが「ERAM」なんですが、設定の際に少々手間取ったので、使用方法の記録です。
BOOT.INIの編集
(256MBを超える容量をとるときはOS管理のメモリを制限する必要があります。)
- 「Winキー+R」から「msconfig」
- 「BOOT.INI」タブ下部の「詳細オプション」
- 「/MAXMEM(M)=」にチェックを入れて、「1536」を設定
(今回はRAMディスクに512MB充てますので、メインメモリは1.5GBにします) - 再起動
インストール
- コントロールパネル > ハードウェアの追加 > 次へ > はい、ハードウェアを接続しています > 新しいハードウェアデバイスの追加 > 一覧から選択したハードウェアをインストールする > すべてのデバイスを表示 > ディスクの使用
- 展開したERAMフォルダの 2000/ フォルダを指定
- 再起動
設定
- 「ドライブ文字」を選択(デフォルトは [Z])
- 「ディスクサイズ」を指定(今回は [512000] 。KB指定)
- 「メモリ確保元」で 「OS管理外領域」 を選択
- 「OS管理外領域」で 「メモリ上限を検出」 にチェック
- 「TEMPディレクトリ作成」 にチェック
※「実デバイス扱い」にチェックを入れると「ハードディスク」として認識されます。ただしページファイルは設定できない様子。
※「実デバイス扱い」にチェックを入れると「スタンバイ」に入ることができませんが、「OSへ通知」のチェックを外すことで回避出来ます。
以上で設定終了です。
あとは各TEMPをZドライブに移します。
移行するテンポラリは
- ユーザのTEMP
- システムのTEMP
- IEのキャッシュ
くらいだと思います。
RAMディスクの容量によっては、ファイルのダウンロード等が制限されますので注意してください。